2015.03.21
NIKE AIR MAXのAIRのお話④
〈ナイキ〉の「エア マックス」は皆さんご存知の超有名スニーカー。かかと部分にある “エアバッグ“ が特徴ですよね? そんな「エア マックス」ですが、初代から2015までの間にエアバッグはどんどん進化しています。
ついにフォームのない時代へ
ケージドエアテクノロジーによってエアの安定化を完成させたデザインチームは、ついにフォーム(スポンジのようなクッショニング素材)が必要ないエアバッグを完成させ、新商品に搭載します。それが2006年に登場した「エア マックス 360」でした。
新たにフレキシビリティを追求
フォームを取り去ることに成功した開発チームは、次に屈曲性を追求します。そして、溝を入れることで屈曲性を高めたエアバッグを開発しました。
最新のエアバッグを搭載した「エア マックス 2015」は、「エア マックス」史上、最高のフレキシビリティを持っています。
これまで、エアマックスのエアバッグの進化を紹介してきましたが、数々の試行錯誤を繰り返して機能を高めてきたことがわかりました。
開発チームのリーダーは「リスクなしではイノベーションは生まれないことを学んだ」と語っています。今後もわれわれの想像を超えたエアバッグを開発して驚かせて欲しいですね。
[まとめ]
1:新技術でフォームの必要ないエアバッグが完成。
2:クッショニングから屈曲性にシフト。その最高峰が「エア マックス 2015」。
3:Innovation doesn’t come without risk.