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2015.03.15

初めて履いたスニーカー|Nike Gts

これまで色々なスニーカーを履き、これからも色々なスニーカーを履き続けると思いますが、そんな自分が  “初めて履いたスニーカー”  の話。

 

プロフィールにある通り、小学校1年の頃にサッカーを始め、高校を卒業するまでの12年間サッカーをやっていたのですが、小学校時代の普段履きはもちろん、サッカーのトレーニングシューズ。いわゆる “トレシュー” が普段履きも兼ねていました。

 

卒業アルバムを読み返すと、ACミランのレプリカユニフォーム(ロッソネロ)にユベントスのジャージ(ビアンコネロ)を合わせ、(当時はダントツの世界最高峰サッカーリーグだった) セリエAを意識しまくり、足元は黒に白の3本ラインに長いシュータンが気に入っていたアディダスのバンバ。サッカー少年の自分にとってはかなりの勝負コーディネートでした。

 

そんな、普段履きはもっぱらトレシューだったライフスタイルから “スニーカー” へと履き替えたのが、まさしく “1995年”。中学へ入学すると同時に経験した、空前のスニーカーブームと共に訪れました。

 

もっぱら雑誌といえばサッカー誌を読み漁っていただけだったのが、『AIR MAX 95』の大流行でファッション雑誌も読むようになり、急速に〈ナイキ〉への憧れを強めました。

 

ただもちろんのこと、巷で30万円以上(!!!)のプレミアが付いていた「95」を中学生の自分が履けるわけもなく、初めて親にスニーカーをねだって買ってもらったのが、憧れのエアマックスでもなんでもない「NIKE GTS」というモデルでした。

 

当時のスケーターがこぞって「GTS」を履いて滑っていた、というイケてる逸話を知ったのは、今の仕事についてからだし、当時の自分はエアが外に見えるナイキが履きたくて(×95)、〈ナイキ〉は〈ナイキ〉だけれども何か腑に落ちないままGTSを履いていました。

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何度も何度も憧れの「AIR MAX 95」のイラストをノートに描きながら…。

 

 

とにかく、「NIKE GTS」が自分の初めて履いたスニーカーであり、初めての〈ナイキ〉。

 

履きつぶしてから20年。 今となってはとても思い入れの強い一足として、また縁があれば履き倒したい一足です。

 

ちなみに、“初めて買ってもらったGTS” は黒に白(ちび)スウッシュ。

 

履きつぶした末に「今度こそは念願のエア マックス!」と意気込んで再度ねだりに靴屋を訪れると、96年のアトランタ五輪カラー (※写真参照) がちょうど新入荷の (バッド) タイミング。

 

まさかの2代続けて「GTS」を履くハメになったのは言うまでもありません。

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