リフレクターのエアマックス｜Nike Air Max 2015 Reflector

昔嫌いだった食べ物が大人になって食べられるようになったり、しかもすごく好きになっちゃうことって人それぞれあるかと思いますが、自分の場合はまさしく焼き鳥のレバーがそれ。

子どもの頃、つくねやねぎまと一緒に食卓に並んでいてもあんまり気乗りしなかったのが、それこそビールや酒を飲むようになってからというもの、その独特の苦みや臭みを逆に楽しめるようになり、以来、赤提灯を見るや真っ先に頼む一品となりました。

それは自分の選ぶスニーカーにもよくある話しで、先日の2015年最初の一足の話から遡ること約2週間前、2014年最後の一足に選んだ「Air Max 2015」もそうでした。中学1年の時に経験した空前の “エア マックス ブーム” の後遺症により、最新の「エア マックス」が発表されるたびに血湧き肉踊るよう刷り込まれてしまったせいで、「2015」も例外なく気になっていました。

ただ、「2015」のファーストコレクションを見た第一印象は、個人的にサイドのフライワイヤーが少々苦手な感じでスルーしたのですが、続いて登場した全面リフレクター仕様は問答無用・勿論別腹でした。

エンジニアドメッシュと呼ばれるアッパー生地にリフレクターが塗り込まれ、メッシュなのに全体がビッカビカ。上下クロスに配されたワイヤーが、リフレクターとのコントラストでベタ塗りデザインにしっかりとアクセントをもたせてくれる。

気付けばワイヤーからくる2015年問題はすっかり解決され、何なら既製品にはラインナップされていない “グラデーションアッパー” が作れるNIKEiDが未だに気になっているぐらい。わからないもんです。

ちなみに、AIR MAX DAYのパーティーはこれを履いて出かけました。東京のナイトシーンにもってこいの一足として重宝しています！！