2015.05.28
CONVERSE CANVAS ALL STAR HI & OX
CONVERSE CANVAS ALL STAR HI & OX
このシューズを好んで着用したプレーヤーの名前から”チャックテイラー”とも呼ばれる〈コンバース〉の「オールスター」。このシューズがバスケットボール専用シューズとして誕生したのは1917年のことだから、あと2年で100周年を迎えることになる。
基本設計はそのままに大きなフルモデルチェンジもなく98年が経過したわけだが、現在でも古臭さを全く感じさせないのは、シューズの完成度が高かったからに他ならない。コンバース オールスターにはハイカットとローカットが存在するが、個人的にはオックスフォードと呼ばれるローカット派。いかにもアメリカを感じさせるマルーン(エンジ色)のオックスフォードモデルは特にお気に入りだ。昔フジテレビの「カルトQ」のスニーカー編に出場して優勝。そのときの問題にもなったが、ローカットシューズのことをオックスフォードと呼ぶのは、履物の主流がブーツ(長靴)タイプの時代に、オックスフォード大学の学生は好んでシューズ(短靴)を履いたことから、ローカットシューズのことをオックスフォードと呼ぶようになったらしい。逆に考えてみるとコンバース オールスターはローカットシューズのことを一般的にオックスフォードと読んでいた時代から存在していたことになるから、それはそれで凄いことだ。
前置きが長くなったが、梅雨前の貴重な晴れの日にはコンバース オールスターを始めとしたキャンバスシューズが最適だ。個人的には高温多湿の日本では梅雨が明けたあとの真夏になると、キャンバスシューズよりもサンダルのほうが快適だと思うから。今週末は久しぶりにMADE IN USAのオックスフォードを履いてみようと思う。