REEBOK Z Pump Fusion

〈REEBOK〉 Z Pump Fusion

ザ・ポンプとネーミングされたバスケットボールシューズが発売されたのが1989年のサンクスギビングデーのタイミングなので、今年でリーボックのポンプテクノロジーが誕生して26年となる。最初に登場した時は「本当に機能するのか！？」と疑問視されたものだが、高レベルのシューズと足のカスタムフィットを実現することで、瞬く間にリーボックの基幹テクノロジーとしてその地位を確立し、1990年代初期のスポーツシューズ業界におけるフィッティング戦争の中心的存在となった。その後ポンプテクノロジーはインスタポンプへと進化し、あまり知られていないが、歩くだけで自動的に空気が注入され、自分の足にピッタリフィットするというバリエーションも2000年代には登場していた。

しかしながらここ最近はインスタポンプフューリーのストリートシーンにおける人気のせいで、「ポンプ＝ファッション」というイメージも少なからずあった。そんな状況を払拭すべく今春パフォーマンスシーンに颯爽と登場したのが「ジーポンプフュージョン」だ。伸縮性に優れたアッパー素材とポンプテクノロジー、屈曲性に優れたアウトソールを組み合わせたランニングシューズで、そのパフォーマンス性能は高レベル。

スタイリッシュなデザインは街で履くにもピッタリだが、高い走行性能を有しているので、実際に走るためのランニングシューズとして購入しても中級レベルのランナーでも納得できるはず。