/

2015.07.27

スニーカー坂 vol.2 | 洞坂(ホラザカ)

スニーカーを履いて坂道を巡ります。坂の反という字の語源は反る (ふりかえる)です。坂道を通る時は人生をふりかえってみようなんて。そんなことを考えながら今日も坂道を巡ります。

 

「洞坂 (ホラザカ)」  港区高輪3丁目界隈

 

港区は坂道の宝庫です。その理由として湾岸に面しているので海面の満ち引きにより地形の変化が激しかった場所です。さかのぼると港区なんかは海底でした。地形とは歴史です。特に坂道はその歴史を色濃く残しています。そこがまた魅力的な部分なのです。

画像1

洞坂の由来は、この辺りの村を洞村(ホラムラ)といったためです。洞村の語源に関しては、昔、法螺貝が出たとも、窪地のための洞というなど様々な説があるというなんとも奥深い坂道です。坂の湾曲具合、雰囲気、建物などが大変素晴らしく江戸からの地形と歴史を見事に混同させている素晴らしい坂道です。

画像5

まず坂を上る手前には東禅寺があります。こちらのお寺は安政5年7月に、日英通商条約締結後に最初のイギリス公使館が置かれ、攘夷の藩士にたびたび襲われた場所です。このお寺を出た途端に刀で斬り込まれていたと考えたらぞっとしますね。

画像3

坂道を進むと洋館があります。ぜひ一度こんな洋館に住んでみたいものです。

画像4

趣がありますね。

画像6

坂道を抜けるとさらに坂道へと続きます。

画像7

桂坂と呼ばれていますがこちらも名坂です。やはり港区は坂の宝庫ですね。

 

港区高輪と言えば大福・松島屋です。美味しゅうございます。

画像8

東京の三大大福なんて呼ばれているお店です。甘さは控えめで塩加減が程よいです。

 

正月に餅を喉につまらせて搬送なんていうニュースを毎年見ますが、民間人が宇宙に行けて、靴はハイテクな進化を遂げている時代に、なぜにいまだに改善されないのかと毎年思うところです。

 

さてこの坂道にオススメな1足はこちらです。

TQ5N2L_0202-2

〈ASICS Tiger〉 『GEL-LYTE III』 ¥15,120

今年25周年を迎えるGEL-LYTE III。こちらは素材にレザーを使用したハイエンドな印象が強いモデルとなっています。ASICSというブランドネームに違和感がある方でもこちらはファッション性も高くオススメです。そしてGEL-LYTE IIIと言えばスプリットタンです。機能性として、センターの分れ目により、着用時に生じるタンの左右へのズレを軽減出来ます。機能性とデザインをしっかりとプロダクトに織り交ぜた見事なスニーカーです。

 

スニーカーを履いて坂道を巡ろう。

ASICS

この記事に、いいね!