2015.07.15
REEBOK GL6000
2015年7月10日、原宿のキャットストリートに、日本初となる〈リーボック クラシック〉のコンセプトストアがオープンした。このショップには1982年にリリースされ、リーボック躍進の原動力となったエアロビクス専用シューズの『フリースタイル』、1994年にオリジナルが発表され、現在ストリートシーンで圧倒的な人気を誇る『インスタポンプフューリー』を始めとした名作が展開されるが、その中には『ベンチレーター』、『GL6000』といったランニングカテゴリーのアーカイブもラインアップ。
『ベンチレーター』が‘90年代初頭にリーボックの機能性の高さを知らしめたモデルであったのに対し、『GL6000』のほうは“Go Light”をコンセプトに、それまでの〈リーボック〉のランニングシューズのイメージ「いいシューズだけど重い」を払拭すべく開発が進められたモデル。
80年代中期にリリースされた『GL6000』は、〈リーボック〉が誇るテクノロジーを結集し、他ブランドのトップモデルと比較しても遜色のない走行時のクッション性、安定性を確保することに成功したシューズであった。残念ながらリリースされた当時はリーボック=エアロビクス&フィットネス、テニスのイメージのほうが強く、ヒット作とはならなかったが、その機能性の高さを評価するトップアスリートは少なくなかった。それから30年ほどが経過した現在、現代にマッチしたカラーコンビネーションやマテリアル使いを採用することによって、『GL6000』はストリートシーンにおいて輝きを取り戻している。
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