2015.07.13
adidas – 海の廃棄物を使ったサステナブルデザインコンセプトを発表
今や、スポーツ・アパレル業界のみならず、あらゆる世界でその功績を残しつづける〈アディダス〉。
今度の舞台は国連本部だ。
“Oceans. Climate. Life.”と題された、気候変動に関するイベントにて、アディダスグループのエリック・リッキー氏と、Parley for the Oceansの創設者であるシリル・グッチ氏が、サステナブルかつイノベーティブなフットウェア・コンセプトを発表した。
海洋環境保護に献身的に取り組む、米国”Parley for the Oceans”の創設メンバーの一員である〈アディダス〉が開発したのは、海から回収した海洋廃棄物と刺し網のみを原料とした世界初のシューズアッパーだ。
環境保護の一環である海洋浄化をテーマに、その理念を訴える”プロダクト”としてのスニーカー。そのユニークな発想から生まれた絶妙な風合い、そして素材感と刺し網のカラーを最大限に活かす洗練されたフォルムは、スニーカー史に残る革新的なモデルとなるだろう。
近年さらに重要視されてきた”サステナビリティ”への取り組みに、アパレルブランドとしてはかなり早いスタートをきった〈アディダス〉。今後の活躍も見逃せない。