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2015.09.15

『私物。』vol.2 | SAUCONY

「スタイリスト私物」「本人私物」という雑誌でよく見かけるクレジット。
むしろ、この「私物」と書かれたアイテムが気になるんだけど、この商品を教えて欲しい。という話をちらほら耳にします。 そこで、スタイリストの端くれの端くれですが、『私物』を紹介していこうではないかと考えています。

 


 

〈SAUCONY(サッカニー)〉

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Illustration _ Eri Kaifuchi

 

アメリカのランニングシーンで高いシェアを誇る全米最古のアスレチックブランド〈SAUCONY(サッカニー)〉。 ある年代の方には懐かしく、またある年代の人には新しいブランド。

 

レトロランニングシューズブームで再評価され、履いている人が増えてきてはいるもののメジャーブランドに比べるとそこまでの認知度はない。けれども、そのブランド感がちょうどよくて好きです。

 

また、女性からの人気も高く、男女ともに取り入れやすいランニングシューズブランドなのでペアルックにも最適。 メジャーブランドの場合は偶然に見えるところも、ブランドを揃えるだけで意図的なペア感を出せるのがいいです。 ペアルックは恥ずかしい。けど、ちょっとペアをやってみたい人や、プレゼントに悩んでいる男女。こんな履き方いかがでしょうか?

 

『SHADOW(シャドウ)』

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 Illustration _ Eri Kaifuchi

 

1985年リリース以来ロングセールを誇る『SHADOW』。 安定性を高めたヒール部が、80年代のハイテクスニーカーを象徴させるデザインで魅力的。 〈サッカニー〉のアイコン的モデルの『JAZZ』と比べて、甲の部分から丸みを帯びて盛り上がっている為、ボリューム感のあるシルエットに。 クッションの効いた厚めのソールは少し足長に見えるメリットも。 実際にこれを履いていて、何度か「背が伸びた?」と尋ねられたほど。 レトロでベーシックなデザインはどんなスタイルにも合わせやすく、‘15A/Wもトレンドであるノームコアスタイルと相性抜群です。 アッパーがメッシュになっているので、よりスポーティな印象に見えます。

■価格:¥9,500+tax.

 

『WMNS DXN TRAINER (ウィメンズ ディーエックスエヌ トレイナー)

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 Illustration _ Eri Kaifuchi

 

1983年に軽さと履き心地を追及するハイエンドランナー向けのシューズとしてリリースされたのが『DXN TRAINER』、そのウィメンズモデル。 〈サッカニー〉らしい丸みを帯びたデザインでありながら、つま先から足首にかけては、あまり甲高には作れていないのですっきりとしたシルエットに。 『ジャズ』や『シャドウ』に比べるとクション性は落ちるものの、ランナー向けのシューズだけに軽さと履き心地は抜群。 抑えられたボリューム感はランニングスニーカーに慣れていない女性や、2足目として気分を変えたい人にもオススメです。 また、今、気分のワイドシルエットやボリューミィなボトムスにも相性が良く街履きとして重宝できます。

■価格:¥8,300+tax.

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