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2015.10.5

スニーカー坂 Vol.6 | 紀尾井坂

スニーカーを履いて坂道を巡ります。

 

突然ですが、連休中に松代藩があった長野市に訪れました。

 

松代藩は、真田家が明治維新まで治めていた地域です。古き良き城下町を今もなお残している素晴らしい町です。滞在時間は2時間ほどでしたが、それでも全く時間が足りなく後ろ髪を引かれる思いで去りましたが、再度リベンジをと。そう決めています。

 

「紀尾井坂」 千代田区紀尾井町界隈

 

今回は紀尾井坂のお話です。この坂道に関しては景観よりも歴史的背景が面白い坂道になります。

まず名称の由来は、この地域には江戸時代、紀州徳川、尾張徳川、彦根井伊という有力大名のお屋敷が連なっていたことから紀尾井坂と呼ばれるようになりました。また近代で言えば、明治の三大豪傑の1人と言われた大久保利通がこの場所で暗殺をされました、こちらは歴史としてはかなり有名なお話ですね。

 

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この付近には名だたるホテルが多く、解体工事中の赤坂プリンスホテル(紀州徳川屋敷跡地)やホテルニューオータニ(彦根井伊屋敷跡地)があります。以前に、ニューオータニの上層から赤坂プリンスの解体工事が見れるという情報を得て、わざわざ確認に行った思い出もありますね。

 

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坂上には食違見附という外堀に架かっている渡り道があります。特徴的なのが、防衛上の理由でジグザグに造られているということ。

ジグザグであることがなぜ防衛上都合がよいのかと言いますと、敵が隊列を成して攻めてきた際に、道が直線であると、敵としては視界も良く、攻撃をしやすい、道がジグザグであると隊列が崩れやすく視界も遮られるので敵としてはそれだけで不利な状況となります。

江戸だけでなく歴史ある城下町には必ずこのような場所は見受けられます。城下町を訪れた際に、このようなスポットを発見するとテンションが上がりますね。

話を戻しますが、食違見附では岩倉具視が襲撃された事件があった場所でもあります。やたら人が襲われる地帯ですが、政府要人の通り道であり、先ほど言った通り、見通しが悪く潜みやすい場所であるため、襲撃をするには絶好の場所だったのでしょう。

 

さてこの坂道にオススメな1足はこちらです。

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〈NIKE SPORTSWEAR〉 『NIKE AIR MAX 93』 ¥14,040 (税込み)

国内はSports Lab by atmos取扱い限定の『NIKE AIR MAX 93』です。オールブラック仕様が特徴的です。昨今、ブラックなどの単色が人気ですが、やはり着回しがしやすく、1足で数通りのコーディネイトにも合わせられることが市民権を得ている根本的な理由かと思います。

余談ですが、20代前半の方々にとってスニーカー狩りというのは、もはや歴史の教科書に載っているような一時代前の事柄と認識しているようです。知り合いの22歳の子がTHE YELLOW MONKEYを通称イエモンと皆呼んでいますが、そのイエモンをお茶の伊右衛門と認識している時代になったということですね。スニーカーも移ろいが多い時代です。

 

スニーカーを履いて坂道を巡ろう。

 

 

NIKEAM93

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