スニーカー好きなら一度は立ち寄りたい場所 | FOOTLOCKER

フットロッカーといえばアメリカを始めとしてイギリス、フランス、イタリアといったヨーロッパ各国などでも店舗展開するスポーツシューズスペシャリティストア（スポーツシューズ専門店）。女性専門のレディフットロッカー、子供専門のキッズフットロッカーを始め、スポーツ用品店のチャンプスも系列店で、スポーツシューズ業界において圧倒的な存在感を見せる一大勢力。2004年にはかつてのライバルであったフットアクションを買収。その規模をさらに拡大させている。

そんなフットロッカーがここまで勢力を拡大したのは、日本のスニーカーマニアから「フットロッカーバージョン」と呼ばれ、憧れの的となっていた店舗限定モデルの存在が大きく寄与していたことは間違いない。レギュラーモデルにはないカラーリング、マテリアルミックスを採用したり、ときにはナイキのエアバーストやエアマックスプラスのような他店で展開のないモデルがフットロッカーだけでリリースされることもあった。

正式には”exclusive”と呼ばれるこれらアイテムの比率は最近では減少傾向にあるが、それでもフットロッカーには多くのスニーカーフリークを集結させる理由がある。それは地域トップクラスのスニーカー展開数であり、豊富なバリエーションからスニーカーを選びたいユーザーには大きな魅力となる。

ブランドが直営店での展開を重視するようになった現在、フットロッカーはかつてほどの影響力は持たなくなった。しかしながらニューヨーク、ラスベガス、ロサンゼルス、ホノルル、ボストン、ロンドン、ミラノ、ボルドー、バルセロナetc.筆者も世界各地のフットロッカーを訪れ、買う買わないを別にして、ここでスニーカーを見ているだけで幸せだった。これは今も昔も変わらないだろう。