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2016.01.26

スニーカー坂 vol.14 | 別所坂

スニーカーを履いて坂道を巡ります。

 

先日の三連休ですが、静岡県静岡市に日帰り一人旅。あえて新幹線ではなく、電車で片道3時間という旅にしてみました。東海道線で熱海を越えたのは初めてだったので、テンションは上がりまくり。shizuoka_9

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駿府城跡地にて。そうです、今回の旅の目的はこの方です。徳川家康。

駿府城は家康が幼少期に今川義元の元で人質として過ごした場所であり、その後、天下を治めた家康が大御所として晩年を過ごし、この場所で死去しました。

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日本平。景勝地として有名ですね。富士山、海、三俣の松が一望できる場所です。この日は雲一つない快晴で、素晴らしい景色を堪能。

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日本平から出ているロープウェイに乗車、断崖絶壁を越えて、その先にあるのが、この久能山東照宮です。日光東照宮よりも以前に建立され、家康の遺言でここ久能山に遺骸を埋葬したそうです。日光よりも規模は小さめですが、権現造りなど江戸初期の建築様式を今に留めていて、厳かな空間を作り出しています。神殿の奥には、家康のお墓があります。このお墓は西側を向いていて、家康の懸念していた西の有力者達に対して、死しても江戸を守るという強い決意が表れています。

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帰りは、1159段あるという階段を下りながら、上ってくるご年配の方々に驚き、さらにはフレンチブルまでもこの急で永遠と続く階段を息絶え絶えで上ってくる姿に尊敬の念を抱きつつも下山。

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山の下では久能いちごというのが名産らしく、参道にはところ狭しといちごの専門売店が。参道がいちごの香りで包まれているというなんとも不思議な場所を堪能。

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ここで夕暮れとなり、楽しい旅も終幕。さて帰宅しますか。と、意気揚々でしたが、事件が発生。予想していた場所にバス停がなく、結果、湾岸線をひたすら徒歩で1時間ほど歩き、主要道路らしい場所に入り、やっとバス停を発見。当初は海沿いで天気も良く夕日を見ながら湾岸線を行くのは清々しい気持ちでしたが、それも30分もすれば飽きまして、さすがに心が折れそうでした。

 

そこから静岡駅に戻り、今回の旅の幕を閉めました。

そして帰りの3時間は中々なもので、一泊してもよかったなと、唯一の後悔。

 

■ 「別所坂」 目黒区中目黒1丁目界隈

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別所坂です。坂名の由来は、昔この界隈の地名を別所と言ったそうで、そこから命名されたとのこと。中目黒と恵比寿の裏道的な坂道になります。かなり急勾配なこの坂道ですが、蛇行具合や唐突な急カーブなど当時の坂道の面影を今に残しています。

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坂上には庚申塔(こうしんとう)が見られます。庚申塔とは、中国から伝来した信仰のための塚になります。都内では珍しいですが、田舎では田園風景にぽつんと、建っているお墓みたいなのがそれになります。

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特に歴史的逸話はない坂道ですが、その佇まいと、高低差などにより坂道好きとしてはとても魅了される坂道です。また駒沢通りの裏側にひっそりとある感じがなんとも愛おしく感じさせる坂道です。

 

さてこの坂道にオススメな1足はこちらです。

 

〈NIKE SPORTSWEAR〉 『NIKE AIR MAX 1 VT QS』 ¥17,280

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光沢感のあるVACH TECH素材を使用したこちらのスニーカー。一見するとインパクトが強いので抵抗感があるかと思われますが、コーディネートの外しなど一足あれば、着回し出来る利便性の高い一足です。

 

スニーカーを履いて坂道を巡ろう。

AM!

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