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2016.06.18

『Away Days ADI-EASE PREMIERE(アウェイ・デイズ・アディイーズ・プレミア)』

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■ブランド初となる映像作品発売を記念したプレミアモデル。

 

このシューズについて書き記すにあたって、事前に知っておかなければならない情報からまず触れていきましょう。

 

昨年の秋頃からスケート関係者を始め、多くのスケーターの間で話題を呼んだ待望の大作が遂にベールを脱ぎました。

 

5/30にiTunes Storeでリリースされた『Away Days(アウェイ・デイズ)』です。

 

世界各国の人気トップライダーを数多くサポートし、長きに渡り多くのスケーターから支持を集める〈adidas Skateboarding(アディダス・スケートボーディング)〉。そのブランド初となる映像作品が満を持してドロップされました。

 

〈adidas Skateboarding(アディダス・スケートボーディング)〉フルレングス・フィルム『Away Days』

 

AwayDays_KV

 

 AwayDays_Team_Poster-AlleyWay-24x36in

 

世界各国90以上の都市を巡りながら撮影を敢行し、約3年の月日を費やし制作されたその大作は、壮大なスケールで映像が展開します。世界中には素晴らしいスケートボードの可能性が広がっている事にまず驚かされました。そして、約70分に及ぶ本編では、所属ライダーの個性・ライディングスタイルは当然のこと、ブランドの世界観、スケートボードが持つ全ての感情を明確に表現。各ライダーの疾走感や、驚きのトリックメイクの連続に目を離す隙もありませんでした。

 

と、このままビデオレヴューになりかねないので、内容の詳細についてはスケート専門メディアに任せるとしますが、イントロの文章から、フルレングスフィルム『Away Days(アウェイ・デイズ)』が気になってしまった読者の皆様、是非「百聞は一見に如かず」です。その本編はモチロン、本編への導入ビデオクリップ『Away Days Inside Look(アウェイ・デイズ・インサイドルック)』、〈THRASHER MAGAZINE(スラッシャーマガジン)〉とのコラボワークスによって、本編制作の裏側に迫ったショート・ドキュメントシリーズ『FAR AWAY(ファー・アウェイ)』など、色々な視点からその世界観に触れ、堪能してみる事をおススメします。
スケートボードが持つ本質的な魅力に気付き、新たな感覚を刺激されることは間違いないでしょう。

 

 

ビデオクリップ
『Away Days Inside Look』

 

 

ドキュメンタリーシリーズ
『adidas Skateboarding x Thrasher Magazine : Far & Away Episode 1~』

 

 

〈adidas Skateboarding(アディダススケートボーディング)〉
フルレングスフィルム『Away Days』
iTunes Storeにて発売中
iTunes Store : https://itunes.apple.com/jp/movie/away-days/id1111275732

 

AwayDays_KeyArt

 

 

■作品関連イベントの充実と高まる期待感

 

スケートボードを嗜む身としては、シューズはモチロンですが、今回のような作品やそれに伴うブランドからの提案などについつい関心が向かってしまいます。しかしそこから、プロダクトに込められた想いなどを垣間見れる気がしています。

 

今回、公開前のイベントやSNSでのキャンペーンからも、それらを感じていました。作品の公開を記念し、ロサンゼルスを皮切りに始まった世界5大都市でのプレミアプレヴュー(完全招待性イベント)でも、スケートボーダーの話題を独占します。L.A、N.Yでのプレビューの模様は、SNSを通じタイムレスに僕らの心を大きく揺さぶりました。様々なタイムラインに躍る、ビッグネーム・ライダーの移籍加入のつぶやきや、プレビューショーでの豪華なゲストMCの登壇写真。それらをリアルタイムで見た夜に、高まる気持ちを抑えきれずにスケートボードに繰り出してしまったのはここだけの話です。

 

世界的にボルテージの高まる中、開催された東京のプレミアショーでは、スケート・レジェンド“Mark Gonzales(マークゴンザレス)”を筆頭に、今回の映像でトリを飾った“Dennis Busenitz(デニス・ブセニッツ)”やSTOY(スケーター・オブ・ザ・イヤー)の受賞経験もある“Silas Baxter-Neal(サイラス・バックスター・ニール)”、この度〈adidas Skateboarding(アディダス・スケートボーディング)〉への移籍加入で大きな話題をさらった“Daewon song(デーウォン・ソン)”を始め8名のグローバルライダーが登壇しました。

 

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試写前に行われた来日出演ライダーのフォトセッション。豪華な顔ぶれに興奮を抑えきれないオーディエンスが続出。

 

 

会場内には、フィルム制作期間中に撮影された写真の展示や、参加型のフォトブース、DJにライブ、ケータリングと質の高いコンテンツが満載で、昨今のスケートフィルム試写会においても、その類を見ないイベント規模から作品への期待は高まり、プレミアショーの会場は大いに盛り上がりをみせていました。

 

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会場となった東京湾エリアにそびえるTABLOID。この数時間後、エントランスには黒山の人だかりが…

 

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 フィルム制作期間中に撮影された写真の展示

 

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作中、要所でのナレーションを担当し、アンバサダー的に出演している“Mark Gonzales(マークゴンザレス)”:左と〈SUPREME(シュプリーム)〉のライダーとしても活躍目覚ましい、ブルックリン出身の“Tyshawn Jones(タイショーン・ジョーンズ)”:右。

 

 

プレミアの翌日には、来日ライダーによる〈adidas Originals Flagship Store Tokyo(アディダス オリジナルス フラッグシップストア トウキョウ)〉店頭でのサイン会、そしてその1週間後には、日本各地の主要スケートショップの協力の元、同日同時刻開催のストア・プレミアショーを敢行。さらにその翌日には「Youtube(ユーチューブ)」での『Away Days(アウェイ・デイズ)』24時間限定無料公開と、スケートボードファンの心を離さない演出に関心も高まる一方でした。

 

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■〈adidas Skateboarding(アディダススケートボーディング)〉の注目プロダクト

 

そんなスケートボーファンの心を鷲掴みにしてしまった〈adidas Skateboarding(アディダス・スケートボーディング)〉の新作プロダクトをいくつか紹介しましょう。

 


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今回の『Away Days』ではトリを飾った、“Dennis Busenitz(デニス・ブセニッツ)”のシグネチャーモデルである『Busenitz Classified(ブセニッツ・クラシフィード)』。フットボールシューズ往年の名作『Copa mundial(コパ・ムンディアル)』をスケートボードシューズ用にリデザインし、上質なホワイトレザーを採用。〈adidas Skateboarding(アディダススケートボーディング)〉独自のスケートシューズテクノロジーの粋を集めたフラッグシップモデルに仕上がっています。

 

80年代、プロ・フットボールプレイヤーの多くがしなやかで柔らかく、フィット性の高い天然革のフットボールシューズを愛用していました。しかしそれらは、すぐ足に馴染むしなやかさを持つ反面、経年使用に比例して革が伸びてしまいます。『Copa mundial(コパ・ムンディアル)』には、その防止策としてアッパー前足部に、ステッチ加工が施されましたが、その伝統的な技法とアティチュードが、『Busenitz Classified(ブセニッツ・クラシフィード)』へも同様のステッチデザインとして継承されています。

 

adidas Skateboarding
Busenitz Classified(ブセニッツ・クラシフィード)
¥12,852

 

 

 

これは個人的な見解ですが、フットボール経歴を持つスケートボーダーが、そのキャリアにおいても類い稀な才能を発揮しているように感じます。両スポーツに共通した下半身とインナーマッスルの強化、それらを持続的に使った下半身の運動中での、繊細なボールタッチとボードタッチ。ボディバランスの重要性と言ったように、運動的観点からフットボールとスケートボードの類似点が多く見受けられるのがその理由の1つです。昨今、南米出身のスケートボーダーが著しい活躍を見せていますが、この事例を顕著に表しているように思えます。

 

そんなフットボールシューズのデザインを、スケートシューズへと進化させ、そこに生まれる機能的親和性の高さは、長きに渡りフットボールスパイクの名門ブランドとして、多くの名選手の足元を支えてきた〈adidas(アディダス)〉独自のアプローチであり、スケートボードとのマッチングは必然的だったのかもしれません。

 

 

 

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そして、前書きで多くのエピソードをつらつらと書かせてもらった、『Away Days(アウェイ・デイズ)』の発売を記念したリミテッドモデル『Away Days ADI-EASE PREMIERE(アウェイ・デイズ・アディイーズ・プレミア)』
スケートボードシューズとしてその性能を大きく左右する、「ボードフィーリング」と「グリップ力」に焦点をあて、シンプルでありながらも、耐摩耗性に優れた補強パーツ『adiTUFF™』を搭載した『ADI-EASE(アディイーズ)』のリミテッドカラーモデル。

 

adidas Skateboarding
Away Days ADI-EASE PREMIERE(アウェイ・デイズ・アディイーズ・プレミア)
各¥10,692

 

 

 

他にも、カップソール、バルカナイズソールとタイプの異なる、バリエーションに富んだモデルが取り揃う〈adidas Skateboarding(アディダススケートボーディング)〉のシューズプロダクト。スケーターはモチロン、ファッションとの相性も良くこれからますます目が離せない存在である事は間違いなさそうです。

 

 

【問い合せ】
アディダスグループお客様窓口 Tel : 0570-033-033 (土日祝除く、9:30~18:00)
adidas Skateboarding : http://shop.adidas.jp/ac/skateboarding/
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