KITH | キス　

2011年、ロニー・フィグによって設立された〈KITH（キス）〉は、その絶妙なセレクト、『プーマ』を始めとした各ブランドとのコラボレーションモデルの発表により、瞬く間に地元ニューヨークのみならず世界中のスニーカーシーンに影響を与える超有力ショップとなった。

SNEAKER HEROESの読者のほとんどは、〈KITH（キス）〉の名前を一度は聞いたことがあるだろう。ローアーマンハッタンにも店舗をを構えているが、今回訪れたのはNBAブルックリン・ネッツのフランチャイズとして知られるバークレーセンターそばにあるブルックリン店。

スニーカーショップというより高級ブティックのような内装の店内には厳選されたスニーカーの他にオリジナルレーベルのアパレルや〈Y-3〉、〈T by Alexander Wang〉、〈John Elliot〉といったブランドのデザイナーアパレル、〈beats by Dre〉のヘッドフォンやイヤフォンが並べられており、そのスタイリッシュさが際立っている。

筆者が訪れた際には「いかにもニューヨークのスニーカーフリーク！」といったタイプのお客はいなくて、シックな装いに自然にスニーカーを溶け込ませるようなコーディネートしている人々がほとんどであった。そしてこの〈KITH〉ブルックリン店で面白いのは〈KITH TREAT〉と呼ばれるショップインショップ。ここではアメリカの朝食の定番といえるシリアルを食べることができ、豊富なラインアップのなかから自分の好きな銘柄を選ぶことができるのだ。

訪問時は〈VANS〉×〈TAKA HAYASHI〉のフットウェアコレクションが大々的に展開されていた。

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