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2016.07.1

NIKE SB ZOOM ALL COURT CK | ナイキSB ズームオールコートCK

■クラシックフォルムで、オールラウンドなスケートシューズの決定版

 

現代において、テニスは気軽に楽しめるスポーツの一つとして認知されていると思いますが、18世紀から19世紀にかけては貴族を中心に大流行し、その後20世紀に入っても、その起源から一般的には敷居が高くなかなか普及しませんでした。

 

そのような背景からも、1970年代においてはテニスシューズ市場は停滞を続けます。

 

しかしその後、気軽にプレーが出来る公営施設の充実、初心者でも扱いやすいラケットの開発などにより、テニスを取り巻く環境が激変。競技人口の拡大によって瞬く間に人気スポーツへと昇華していきました。

 

それに伴い、当時のスポーツメーカーはテニスシューズ・カテゴリーへ積極的に参入を開始します。そんな中、陸上競技用スパイクやランニングシューズ開発に尽力していた、当時の〈NIKE(ナイキ)〉もテニスシューズカテゴリーへと参入、多くの名作シューズをマーケットに生み出していきます。

 

今回取り上げるシューズの起源となる「ALL COURT(オールコート)」は、そんな時代背景のまっただ中、1975年に世に送り出され、同カテゴリーを代表するモデルにまで成長しました。シンプルな「ブラッチャー(外羽)」タイプのこのシューズは、シューレースによるフィット感の調整が容易で、トゥの大きなラバートップが耐久性向上に機能します。

 

そのデザイン性能がスケートボードシューズとして転用可能な点から、スケートボードシーンからも注目を集めました。これまでにも、オリジナルを忠実に再現した復刻モデルの発売や、〈STUSSY(ステューシー)〉〈SUPREME(シュプリーム)〉〈FRAGMENT DESIGN(フラグメント・デザイン)〉などと、多くのコラボモデルのベースとして採用されてきたことが、それを証明しているのかもしれません。

 

今回紹介する「NIKE SB ZOOM ALL COURT CK(ナイキSB ズームオールコートCK)」は、インソールに「ZOOM AIR(ズームエア)」を搭載。オリジナルモデルではキャンバス素材だったアッパーを、天然スウェード素材にアップデートさせ耐久性が格段に向上、これら現代の最新技術によってスケートシューズとしての必須機能をコンパイルしました。更に、〈NIKE SB(ナイキSB)〉〈GIRL SKATEBOARDING(ガール スケートボーディング)〉などでトップライダーとして活躍する“CORY KENNEDY(コリー ケネディー)”のシグネチャーモデルとして位置付けられ、アクションスポーツシーンで絶大な人気を博しています。

 

70年代における最新テクノロジーの粋から生まれた、当時のクラシカルなフォルムとフィロソフィーをそのままに、現代の最新イノベーションによりアップグレードされた「NIKE SB ZOOM ALL COURT CK(ナイキSB ズームオールコートCK)」。皆さんの目にはどう映りますか?

 

 

「NIKE SB ZOOM ALL COURT CK(ナイキSB ズームオールコートCK)」

■価格 : ¥11,000 + tax
■問い合わせ先 : ナイキカスタマーサービス 0120・6453・77
■WEB : nike.com

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