2016.09.17
スニーカー坂 vol.27 | 鳥居坂
スニーカーを履いて坂道を巡ります。
■ 「鳥居坂」港区六本木5丁目界隈
オリンピックも終わり、お盆も終わり、名立たる花火大会も終わり、海ではクラゲの増加、夏が終わりますね。東京という街に住んでいると四季の感覚が鈍くなります。暑いか寒いかでしかなく、視覚で感じる季節は乏しいものです。今年もあと3ヵ月半、あっと言う間の1年です。大河ドラマ真田丸では、秀吉が死に、全50回中、34回と終盤戦を迎えています。今回の大河ドラマのベストアクターは間違いなく、秀吉こと小日向文世さんです。下剋上の秀吉ではなく、天下統一を成し遂げ、英雄から愚鈍で陰湿な独裁者と化した秀吉を見事に演じ切りました。おそらくこの時期の秀吉を演じた俳優では、当代一ではないでしょうか。
余談が過ぎましたが、今回の坂道は、鳥居坂です。その昔、坂の途中に徳川家譜代の家臣である大名鳥居家のお屋敷があったことから命名されました。家祖である鳥居元忠は、1600年の関ヶ原の戦いの前哨戦である伏見城戦にて、籠城し、討死を果たしました。戦後、彼の忠義に対して、徳川家康は、臨終の場所にあった血染めの畳を江戸城の一部として使用したほどで、その後、鳥居家は何度かのお家取りつぶしの危機に陥りながらも、家祖である鳥居元忠の功績により、取り繋ぎ、明治維新まで続きます。
現在は、シンガポール大使館となり、当時の面影を忍ぶことはできません。
スッと延びるシンプルな坂道ですが、潔さが魅力的ですね。
さてこの坂道にオススメなスニーカーはこちらです。
〈NIKE SPORTSWERA〉NIKE AIR MAX 1 ULTRA FLYKNIT ¥19,440
〈NIKE SPORTSWEAR〉の名作である「AIR MAX 1」をアップデート。そんな言わずと知れたモデルを今回、フライニット仕様にしたことで、軽量性と通気性が格段に向上しました。また、程よいホールド感により着用時のストレスを大幅に軽減しています。夏の終わりと言えども残暑が続く日本の夏には、まだまだ重宝するモデルです。
スニーカーを履いて坂道を巡ろう。